『四度目の氷河期』 荻原浩

自分の父親は誰なのか?母親が遺伝子の研究をしている為、
ひょんな事から、自分はクロマニヨン人の血をひいてる と思い始める。
母親の目を盗んで 石器を作ってみたり、犬をマンモスに見立てて狩りをしようとしたり。
自分の運動能力のすごさに、本当に自分はクロマニヨン人なんだと思いこむ。
この少年が大人に成長していくさまを描いている。
荻原さんの小説は他にもけっこう読んでた。
『噂』『コールドゲーム』『神様からひと言』『メリーゴーランド』『押入のちょ』
知らないで読んでたけど、統一性がなくて意表をついてるかも。
違う人の作品みたいで。『明日の記憶』も荻原さんの作品なんだ・・。