
『1Q84 BOOKⅢ』 村上春樹

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読んだったで~~~!!!
ふかえりはどこかに身を隠して、きっとひっそりと誰かに守られながら、
生きているのだろう。
青豆を見つけ出すために、天吾の見張りをすることにした牛河、
牛河はなんとしてでも『さきがけ』のリーダーを殺した青豆を探し出して、
『さきがけ』にその情報を差し出さなければならない。
青豆は、牛河という男が自分に迫ってることに気付いた。
老婦人の付き添いであるタマルという男に後のことを頼んだ。
青豆は自分が妊娠してることに気付いた。
お腹の子の父親は天吾だと疑わない。
性行が無くても、それは確信していたのだ。
牛河は、タマルによって消された。
そのおかげで天吾と青豆は、再会することが出来た。
そして、月が二つある1Q84年の世界から抜け出すために
あるところに向かったのだ。
二人はその間、
握った手を離さなかった・・。
ハッピーエンドですね。
二人が再会できて、良かった~~。
元の世界に戻って、二人の今後はどのようになるのか、
気になるわ~~。
ま、そこは想像するしかないね。
二人の『会いたい』気持ち、
お互いを必要としてるという気持ちが重なったところで、
この不思議な世界が出来上がったんだろうな。
小松も、老婦人も、その世界に引き込まれて、
周りのみんなも、この月が二つある世界に入り込んでしまった。
それはきっと、天吾の頭の中の物語。
それが活字になったところで世界が始まったのかな。
愛の力だね。
すごいファンタジーだったわ~~。
映画にしたら面白かっただろうな。
しかし、不思議な物語だった。


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