
『真夜中のパン屋さん』 大沼紀子

![]() | 真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫) (2011/06/03) 大沼紀子 商品詳細を見る |
街の片隅に、真夜中に開くパン屋があった。
そこに居候することになった、女子高生の希実。
希実は、パン屋の手伝いをしていくうちに、
さまざまな人と出会い、その人たちと関わって、
自分も成長していく。
ほのぼのとした、あったかい物語だった。
パン屋のオーナーは、どんな人が来ても、
優しく、その人の心を包み込んでしまう。
希実のように、すれた女子高生でも、うまーくつき合える、
ん~~、熱血感のない金八先生みたいなモンかな。
人って、人によっていくらでも変えられるんだな~。
子供を育てる親も、生徒に指導する先生も、
部下を育てる上司も、責任重大だ。
ちょっとのことなんだよね、
その場の空気をちょっとやんわりするだけで、
周りの人の気持ちが180°変わってしまうこともある。
私もそうゆうことの出来る人になりたい。
簡単な事なんだろうけど、難しいんだろうな。


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