
『パーティ』 山田悠介

![]() | パーティ (角川文庫) (2011/06/23) 山田 悠介 商品詳細を見る |
小学校からの親友である4人の少年。
高校生になった彼らは、ある手紙で誘われたため、
『神獄山』と呼ばれる山に登る。
その山頂では、自分たちを裏切った女が待ってるはず。
ずっと行方をくらましていたその女を殺してやるつもりで、
4人は危険な登山をはじめるのだ。
さて、その山頂で待ち受けてる物はなんなのか。
4人は恨みを晴らすことが出来るのだろうか・・。
はい、山田悠介です。
また読んでしまった。
この人の小説は一日で読めてしまうので、
気軽に読み出してしまうのね。
この少年達は、ある転校生の女の子と仲良くしていた。
少女は心臓が悪く、移植が必要だった。
その子の為にアルバイトをし、銀行強盗までした。
移植手術の費用を稼ぐ為だ。
しかしそれにつけ込んだ詐欺師の女。
女を殺すチャンスだと、険しい山を命の危険をおかしても
登り続けたのだ。
4人の少年が、一人の少女の為に、
そこまでする。。。
モテモテや~~ん。
私の為に、そこまでしてくれる人、
この世にいるかしら?
旦那??
しないだろ・・。
(娘のためならやりかねないが・・。)
頂上での緊張感あり、
ウルっとくる場面もあり、
心が温かくなる感じでした。
またまた、山田悠介っぽくない本だったが、
これも有りかな。


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