
『視線の先の狂気』 ヘザー・グレアム

![]() | 視線の先の狂気 (MIRA文庫) (2001/09) ヘザー・グレアム 商品詳細を見る |
写真がなくてスミマセン。
母親を殺された少女、マディスンは、その頃から超能力のような不思議な体験、
殺人の場面を夢見るようになった。
大人になって、血のつながっていない兄カイルと再会し、一緒に住んでいた頃からの
思いが抑えられずにいた。
FBI捜査官でもあるカイルもまた、マディスンへの思いを打ち明けるか、とまどっていた。
連続殺人事件を二人で追いつつ、お互いの気持ちが盛り上がっていくという、
恋愛ストーリーとサスペンスと両方が味わえる物語。
マディスンの不思議な能力で、犯人を突き止めることが出来るのだろうか。
二人の恋のゆくえは?
こういう、サスペンスと恋愛ものが一緒になってるやつ、好きだわ~。
この事件は、犯人の変態ぶり、登場人物が多くて最後の最後まで犯人が読めなかったところ、
犯人かも知れない登場人物が、ほとんど親戚か家族、複雑な家庭環境なので、
余計にみんな怪しいところ。
おもしろかった~。
二人の恋がどうなるのか、つうところでは、もう、エロィ感じ。
体を求めちゃってね、お互いに。それしか頭にないんか!って。
まあ、二人ともいい大人ですから、高校生みたいな純愛話ではそりゃおかしいやろ、
と思いますが。
でも、フフフ・・・、なかなか燃えましたです。
読み応えありました。


にほんブログ村