
映画『君は月夜に光り輝く』


映画『君は月夜に光り輝く』
発行病で余命わずかな女子高校生のまみずは、
学校に行けずに入院したままだった。
同級生の寄せ書きを渡しに行くことになったクラスメイトの卓也は
まみずがお父さんから貰ったというスノードームを壊してしまい、
何かお詫びにと、まみずが叶えられない願いを代行してあげることになる。
あと少しの命、二人の心はどのように変化していくのだろうか。
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発行病、と聞いて、「なんだそれ?」
ってなりましたが、調べてみたら架空の病気でした。
でも、死が近づくにつれどんどん体が光り輝いていくなんて、
ロマンチックな死に方だわよね。
悲しいラブストーリーにはぴったり。
泣きました~~~。
というか、泣いてないフリして泣きました~。
(両隣の若い子が全然泣いてなかったから・・・)
親の気持ちになって観ちゃいました。
娘が十代で不治の病に冒されたら、
どうしてあげるのが正解なんだろうかと。
「もしかしたら治る方法が見つかるかもしれないから、
おとなしくしていて欲しい」
と思うか、
「好きなことさせてあげて思い残すことなく死なせてあげたい」
と思うか。
若くして死んでしまうのはどっちにしてもつらいんだけど、
親としては生きて欲しいとも思うし、
笑顔を残して逝って欲しいとも思う。
やりきれない気持ちなんだけど、
やりきって死んでいくまみずは笑顔で死んでいったな~、
とふんわりさっぱりした気持ちになるラストでした。