
『分身』 東野圭吾

『分身』
東野圭吾
双葉はアマチュアバンドのボーカルをしている。
テレビ出演のチャンスが訪れ喜んでいたのだが、
母親に強く反対される。
それでも反対を押し切ってテレビに出たのだが、
放映されと同時に、母親が死に、
自分とそっくりな人がいることをしらされ、
他にも不可解なことが起こり始める。
一方、大学生の鞠子も、
自分とそっくりな女の人の存在を知らされ、
その頃父親から強引に海外留学を進められる。
そっくりな二人の関係は一体何なのだろうか・・・。
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やっぱりいいね、
東野圭吾は読みやすい。
難しくない(笑)
これはまあ、いわゆるクローンの話よ。
クローン技術って今はどこまで発展してるんだろうか。
もしかすると、この物語のように、
「実は私、クローンなんです。」
って人が、普通にいて、
実験材料として社会に紛れて生活してるかも
だよね~~。
意外と宇宙人はこの地球にいるのでは?
って思っちゃってる私なので、
クローンなんかはゴロゴロいると思っちゃってる。
(本人はクローンだとは知らされてないだけ)
でも、自分が実はクローンだった
って知ってしまったらどうなるのだろうか・・・。
まず、誰のクローンなのか気になる。
両親は知っていて黙っていたのだから
親に対して疑心暗鬼になる。
自分と同じ人間が他にもいると思うと気持ち悪い。
やっぱ、嫌だよね~~。
鬱になるわきっと。
『分身』では親子の愛情でなんとか心が保たれてるけどね。
いろんな親子の愛が描かれてるから
誰も悪くないみたいな感じよ。
面白い話だったけど、
現実にはど~なん~?
だった。