
『舟を編む』 三浦しをん

『舟を編む』 三浦しをん
辞書作りに全力を注ぐ人達の話。
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ごめ~~~ん、
説明が雑すぎたね~~~~~~~~~~~。。
笑笑笑
もし、自分が出版社に就職したとして、
一番やりたい仕事ってなんだろうな~、
って考えたら、
(ドラマの校閲思い出すけどな)
やっぱり、好きな小説を扱う仕事がいいな~
とか思うよね~。
ゴシップネタも好きだから
フライデーみたいな週刊誌もいいわね~。
ところが、この物語は、
辞書だよ。
辞書って・・・・そんなに頻繁に作ってるのか?
改訂するくらいなんだろうよ、
って思ってたんだけど、
1から作り上げるんだよ~。
すごくな~い?
あ、から始まる言葉・・・・
愛・・・いとおしく思う
とか、そうゆう事を延々考えていくんだよ~。
一生かかっても出来なさそうだわ~~。
実際、この物語も
辞書が出来上がるまで10年以上かかってる。
そんで、主人公がまじめで面白いキャラなんだよね、
馬締(まじめ)君って名前なのがまた面白い。
まじめ君は、元々、言葉もの持つ意味を考えるのが大好き。
いちいち、聞いたり見たりした言葉を調べたり、
疑問に思ったりする。
それが性格だから、辞書作りにはもってこいだ。
辞書が出来上がった時の感動はもちろんだけど、
作っていく工程とか、関わってる人たちの奮闘ぶりが
私にとっては知らない世界だったので面白かった。
たまに出てくる、言葉の意味を語るところも面白い。
あと、何と言っても、
まじめ君が好きな人に送ったラブレターが面白い。
漢文??
戦前ですか?
って感じ。
回りくどいし、まどろっこしいし、
めっちゃ長いし、意味不明・・・。
気持ちが溢れすぎて、
逆に気持ちが伝わらない恋文。
まじめ君のキャラクターの全てが
そこに集約されてると行っても過言じゃない。
これはなかなか、
ほっこりして、クスッと笑える、
いいお話でした。