
『傘をもたない蟻たちは』 加藤シゲアキ

『傘をもたない蟻たちは』 加藤シゲアキ
短編集なので、説明めんどくさい~、
なので、こちらを参照してね。
↓ ↓ ↓
この本の概要が書いてあります。
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この短編の6作品の中で、
私が一番印象に残ったのは
2作品目の『Undress』って話。
めちゃくちゃエリートの男が、
脱サラを計り、さらに上を目指そうというときの話、
なんだけど、
最後にはすごいどんでん返しが起こるのよ。
会社の部下や同僚達は
自分を慕っていたのではなく、嫌っていたし、
自慢の彼女も、自分と付き合ってるフリをして騙していた。
結果、脱サラしてしまっても行くところが無くなってしまった。
エリートサラリーマンは実は、残念な勘違い野郎だった。
これは面白かった~。
あ、他のも面白かったのよ。
青春恋愛ものとか、
作家のSF物とか、
男の友情ものとか、
ホラーサスペンスとか、
なかなかバラエティにとんだ作品だったから。
読みやすいし、わかりやすいし、
うちの子にも読ませようかな。
小説好きになったきっかけがシゲアキってのもいいじゃない。
ミーハーでも読まないよりはいいわ。
(ちな、私が子育て一段落してまた読み出したきっかけは
『電車男』でした~~(笑))
だけどほんと、
シゲアキ君がこんなにもいろんな話を書いてるなんてね、
もう、NEWS辞めてもいいね。。
他の3冊、
これから読みますよ~。
楽しみ~~。