
『悼む人』 天童荒太

『悼む人』 天童荒太
死者を悼むために旅に出た青年、静人。
亡くなった人が生前どんな人に愛され、誰を愛し、
そして、何をして感謝されたのかを、
亡くなった場所の周辺の人々に聞いて歩くので
人々から疎まれたり、讃称されたり、
ネットで話題にあげられ、
静人は「悼む人」と呼ばれるようになる。
静人の事が気になってネットでも呼びかけた記者。
ガンに侵され、余命いくばくもない母親。
途中から静人と一緒に旅をする女性。
様々な人の過去、現在、
愛、悲しみ、憎しみ、懺悔を映す旅のストーリー。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あ~~~~~、説明、難しかった~~~。
これね~~~、
これから読もう、って思うなら、
一人きりになれるところで読んでね。
号泣しちゃうから。
私、レイクタウンのフードコートと
白髪染めした美容院で
号泣した。
涙がとまんなくて
誰かに気づかれないようにするのが大変。
美容院ではごまかせたと思うけど、
フードコートでは向かい側にいた若夫婦には
変に思われたかも。
人って、死に方いっぱいあるね。
自分はどんな死に方するのかな~。
死んだらそのうち忘れられちゃうのかな。
そんな風に考えたことなかった私だけど、
ちょっとセンチに思ってしまう話だった。
悼む・・・・・・
私もこれから
死んだ人の事を思う時、
「悼む」事を大事にしてみようと思う。
映画になってるね、これ。
ちょっと気になる・・。