
『タワーリング』 福田和代

『タワーリング』 福田和代
六本木に建つ超高層ビル『ウインドシア六本木』
最新の防犯システムを備えているのにもかかわらず
何者かに乗っ取られた。
犯人グループとビルの管理会社との頭脳戦。
ビルの社長と犯人との関係は?
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超高層ビルって、お店とか、会社とか、住居とか、
とてつもなくたくさんの人がいるっつうのに、
ビルジャックするとはすごい大胆だわよね。
ネタバレしちゃうと、
ビルジャックは結果大成功しちゃうんだけど、
まあ、そこには社長の優しさがあったりしてね。
ビルと犯人のどちらもハッピーエンドって話でした。
面白かったのか、っつったら、
ん~~~、なんか、イマイチ。
犯人グループのボスが最後にやっと分かるんだけど、
それまでのボスのキャラが、ぼやけてていて、
種明かしの時の驚きがあまりなかった。
イニシエーションラブではないが、
もう一度ボスの一挙手一投足を読み直したくなったような、。
もう一度じっくりと読めば、ボスの行動がはっきり見えて
おもしろい内容に変わってくるのかも知れない。
でも、もういいや。