
『ぼくらののら犬砦』 宗田理

![]() | ぼくらののら犬砦 (角川文庫) (1998/06) 宗田 理 商品詳細を見る |
親や学校に見捨てられて追いやられた少年少女、
そんな生徒達だけを集めた学校は、廃墟のような学校だった。
しかし、生徒達はみんなのびのびと生活していた。
廃校寸前の学校で、みんなで楽しもうと、
お化け屋敷を造ったのだが、お披露目の日に一人の生徒が死んだ。
癖の強い生徒達だが、みんなで事件を解決していく冒険ストーリー。
毎度おなじみの、『ぼくらの・・』シリーズだよ~~。
このシリーズって、「みんなおんなじ・・・?」
って思っちゃうから今まで読んでなかったんだけど、
たま~~~に、だったら良いよね。
青春時代にタイムスリップしたような錯覚?
学生時代にこんな楽しい経験したかったな~~、
って思うね。
がらくたを集めて基地作ったりするの、
すっごく楽しいじゃん。
むか~~し、私が小学生低学年の頃、
近所の空き地に束ねてあった稲のわらと竹の棒で
かまくらみたいに基地を作った。
楽しかったんだよね~~~。
おもちゃを持ち込んでわざわざその基地の中で遊んだりね。
でも、次の日にはぶっ壊れててな~~。
今はもうそんな空き地もないし、
わらを束ねて放置してるなんてないし、
そうゆう遊び、今の子供達は出来なくなってるね。
よっぽど田舎に行かないとダメだ。
そもそも、
空き地だったところは本当は誰かの所有地で、
そこに勝手に進入して、勝手に所有物のわらを使って、
勝手に基地作りしてたわけだから、
不法侵入、器物損壊、
私・・・・・犯罪者だったんじゃん~~!!
捕まらないで良かった。。。