
『カッコウの卵は誰の物』 東野圭吾

![]() | カッコウの卵は誰のもの (2010/01/20) 東野 圭吾 商品詳細を見る |
若い頃、トップスキーヤーだった緋田は、
自分の娘がスキーヤーとして、
遺伝子的にその才能があることを知らされた。
そのことで、科学者が、父である緋田についても
研究させてくれと言ってきた。
だが緋田には、遺伝子の研究の協力を受けられない理由があったのだ。
それは、実の子ではないということ。
そんな中、事件が起きる。
緋田は、今まで見て見ぬふりをしていた娘に関わる秘密を探るために、
事件との関係と共に調べることにした。
遺伝子研究がどんどん進んだら、
こんな事も分かるようになるかな。
たとえば、自分がどんな職業につくと成果が出るのか。
どんなスポーツをすれば結果が出るのか。
どんな人と結婚すればうまくいくのか。
って、そうゆうことが遺伝子から分かるようになれば
すごく未来が開けていくんじゃないか。
だって、子供の頃にやってた習いごとなんて、
今、役に立ってるのか、って言ったら、
それほどのことはない・・・。
だったら、初めから私の遺伝子がそれを示してくれてれば、
ほかの習い事なんて一切やらずに、それだけに集中して出来たじゃん。
まあ、希望としては、
ゴルフ・・・とか、
演技・・・とか、
歌・・・とか。
まあ、でも、初めからこれ、って決められたら
逆にやりたくなくなるかもしれないけどね。
この物語にも、そうゆうことが出てくる。
ある少年は、やはりすごい能力を持っている事が分かって、
貧しい家の為に、協力なバックアップのもとでスキーを始めるんだけど、
実はちっとも面白くない。
本当は、スキーなんかより、
バンドをやりたい、と思っている。
ん~~~、やっぱそうなるよね、人間だもの。
あ、物語の本題、
いつも私、脱線しちゃうんだよね、感想文。
結局は、まあ、母親と、その友人、
友人の不倫相手、もろもろが絡んでいたという
悲しい出来事があきらかになるんだけどね。
血がつながってなくても、おやこの絆ってのは確かにあるよね。
DNA鑑定とかなんとか、
そんなのははっきり言ってどうでもいい話なんだよね。
親子ってのは。
DNA鑑定をして悲しむ子供の気持ちを分かってあげたいね。
あ~~、話がまとまらなかった・・・。あ~~。