fc2ブログ

『傘をもたない蟻たちは』 加藤シゲアキ



『傘をもたない蟻たちは』 加藤シゲアキ



短編集なので、説明めんどくさい~、

なので、こちらを参照してね。
 ↓ ↓ ↓
この本の概要が書いてあります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この短編の6作品の中で、
私が一番印象に残ったのは
2作品目の『Undress』って話。

めちゃくちゃエリートの男が、
脱サラを計り、さらに上を目指そうというときの話、
なんだけど、

最後にはすごいどんでん返しが起こるのよ。

会社の部下や同僚達は
自分を慕っていたのではなく、嫌っていたし、
自慢の彼女も、自分と付き合ってるフリをして騙していた。
結果、脱サラしてしまっても行くところが無くなってしまった。

エリートサラリーマンは実は、残念な勘違い野郎だった。


これは面白かった~。


あ、他のも面白かったのよ。
青春恋愛ものとか、
作家のSF物とか、
男の友情ものとか、
ホラーサスペンスとか、

なかなかバラエティにとんだ作品だったから。

読みやすいし、わかりやすいし、
うちの子にも読ませようかな。
小説好きになったきっかけがシゲアキってのもいいじゃない。
ミーハーでも読まないよりはいいわ。

(ちな、私が子育て一段落してまた読み出したきっかけは
 『電車男』でした~~(笑))


だけどほんと、
シゲアキ君がこんなにもいろんな話を書いてるなんてね、
もう、NEWS辞めてもいいね。。

他の3冊、
これから読みますよ~。
楽しみ~~。


『記憶の中の殺人』 内田康夫



『記憶の中の殺人』 内田康夫


作家の内田家の墓に謎の花が生けられてる、
その謎を解いて欲しいと相談された浅見光彦、
その墓に行ってみて分かったことは
隣の墓の花を誰かがこちらに移したと言うのだ。
そんな中、その、隣の墓の持ち主が殺された。
なんと被害者は光彦の兄の古い友人だった。
昔の軽井沢の記憶、
それが光彦の中からすっぽりと消えているのだが、
どうやらその消えた記憶の中に真相が隠されているようだ。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



これは有名なやつよね、
浅見光彦シリーズよ。

ドラマはもう何作も見てるわ。

けど、この作品はどうやらドラマにはなってなさそう。
光彦の小学生の頃の場面がやたらに出てくるから、
ドラマにはしにくいんだろうね。



この話は、光彦の兄、陽一郎が大学生のときの話が
深く関わっている。
別荘で同じ年頃の仲間と仲良くやっていたのが、
ある女性を巡ってトラブルが起きる。

それと同時に、その父親の事業も絡んできて、
女性も、父親も、不幸な死に方をしてしまう。

それが、二十何年も経って事件に関係してくる。



男女のトラブル、って言ったら、やっぱ、
子供の存在ってなるよね、
子はかすがいって言う言葉あるけど、
逆のパターンもあるから。

この物語は、子はかすがいじゃなくて、
子はわずらい、って話だったね。

ほんとは、子供には罪は無いのよ。




良くある話で、

生き別れた兄妹が、兄妹とは知らずに恋に落ちる、

まさにこれだ。



そのせいでまたトラブルが起きる、
不幸の連鎖。



本人は何も悪くないのにね、で、
事件が起きてしまったのよ。



光彦は子供の時、軽井沢で何かを見ていたんだけど、
ショックが大きすぎて、記憶から消してしまっていた。

それを思い出して事件を解決するのよ。




人間って、すごくショックなことが起きると
本当に忘れてしまうのかしら。

実際に見たことも聞いたことも無いけど、
(そんなのテレビでしか見たこと無い。)

記憶喪失ってやつよね。



まあ、嫌な記憶なんて無くていいけど、
大事なことまで記憶から欠けてしまったら困る。

あ、私、最近、けっこう簡単に喪失してるかも、記憶。
まあ、これは年のせいで、いわゆる、ボケなんだけど。

ああ、もしかしたら、忘れてる記憶の中に、
とんでもないお得な情報が隠されてるかも~。

思い出すには・・・・・、
一旦戻るか。。





買ってしもた・・・・。

ちょっと~~~、

かっこいいいいい~~!!!


KIMG1047[1]_convert_20160621161724

ダメだ・・・・・この顔見ると・・・・、
オバサンは・・・・・
・・・・・・

・・・・・


・・・・フフ・・・・フフ・・・・・・・・・。




あ。ごめんごめん。。。。。。




現実に戻ります。



KIMG1046[1]_convert_20160621161657

アマゾンで買っちゃいました~!

2冊はもう文庫になってたね。



フリマで買ったのがまだたくさん順番待ちしてるけど、
ごめんね~~へへへ~~~~。。

シゲアキ、先に割り込ませて貰うわ~~~~。



これで青春時代にタイムスリップして、
シゲアキとの妄想にいそしむことが出来ます、フフ。。

楽しみ~~~。ヒヒヒヒ・・・・・。



ほっといてください。



映画 『高台家の人々』

kodaikenohitobito.jpg

映画 『高台家の人々』

見て来ちゃいました~。



高台家の御曹司 光正はある不思議な能力がある。
平野木絵は突然、光正に食事に誘われる。
妄想が大好きな木絵だが、そんな彼女と一緒にいる光正は
いつも笑顔で、楽しそうだ。
しかし、光正の能力を知ってしまった木絵、
二人の関係はどうなってしまうのか。。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



面白かった~~。

まあね、良くあるラブコメだから、
大体は予想がつくと思って、
あんまり身構えず、期待もしないで見に行った。

そしたら、意外や意外、
あのね、妄想よ、妄想のシーンがちょ~楽しい。
普通そんな妄想しないだろ!
って妄想がたくさん出てくるのよ。

もっと妄想が見たかった~~。

連ドラでも良かったかもよ。

ただ、キャスティングはもう少し若い人がいいね。
綾瀬はるかはなにげもう、オバサンの域にかかってるから、

まあでも、この綾瀬はるかが好きで見ちゃったんだけどね。


で、


斉藤工がめっちゃかっこいい~~~~!!


ま、そうゆうことですわ。




綾瀬はるかの天然キャラが好きで、
斉藤工のかっこいい所を見たい人は
是非、『高台家の人々』見てやってください。

なんか、土曜日だったのに座席ガラガラだった・・・。

『激流』上・下 柴田よしき

41uj6FzVCuL_convert_20160614095830.jpg41B4UQRPJsL_convert_20160614095843.jpg


『激流』(上・下) 柴田よしき

作家でもありミュージシャンという肩書きを持ち、
過去に一斉を風靡したが薬物使用で干されていた35才の美弥。
再起を賭けてまた仕事に打ち込んでいた矢先に
変なメールが届いた。
「わたしを憶えていますか? 冬葉」
冬葉は20年前の修学旅行の時に突如失踪した同級生だ。
今もなお、冬葉は行方不明のままだ。
なぜ、突然、このようなメールが?
修学旅行の同じ班だった同級生と会うと、
同じメールを受け取った人も。
それからという物、同級生達に不可解な出来事が起こる。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ドラマにもなってたみたいだね、NHKだから全然知らなかったわ。



もし、中学生の時に失踪して行方不明になってしまった子がいたら、
20年、30年経っても思い出すことがあるのだろうか。

思い出すだろうけど、きっと、もう死んでるんだろう、って思うよね。

そんな子からいきなりメールが来たらびっくりするわ。

冬葉は、修学旅行の班行動でバスに乗っている間に
いつの間にかいなくなっていた、
その時の同じ班だったのが美弥なのだ。

その時の班のみんな。混んでいたバスにバラバラに乗っていたので
冬葉がバスを降りたことに気付かなかったのだ。
だから、班のみんなは後になって、あること無いこと疑われて、
大変な思いをしてきたという。

だから、20年経っても、冬葉を忘れるなんてことは無いよね。
どこかで生きていて欲しいし、メールは本当に冬葉なのかも、
って思ってしまう。

なんとか冬葉の失踪の真相が掴めるかも知れない。
みんなで再会したけど、20年も経っていればいろいろあるよねみんなも。

それぞれがいろんな問題があって、
自分の事も、冬葉のメールことも、
複雑に絡んでたり、絡んでなかったり、

面白かった~。
読み応えありました。



だけど、20年前の学生生活のことって、
克明に憶えてる?
この物語では、同級生達がその頃の事を
すごい細かく憶えていて、というか、
思い出し始めるのよ。

楽しかった話とか、インパクトのある話なら、
その事実を思い出すことは出来ても、
どんな表情だったか、何を持ってたか、なんて、
思い出さないよね。

まあ、そこがフィクションなわけだけど。。。




私も同級生と飲み会することがあるけど、
私はあまり、中学の時の事、憶えてない気がする
みんなの話を聞くと、良く憶えてるな~って関心して思う。

あ、、、憶えてないんじゃなくて、知らないんだな。

私、鈍感だし、人のことを気にしない、っていうか、
まるで興味が無かったのか、

後になってみんなの思い出話聞いてて、
「そうだったんだ~。」とか、「知らなかった~。」
ってことがたくさんある。

だから、同級生との飲み会はすごい楽しいんだね。

でも、知らなくて良かった、って事もたまにあるからね、
そうすると、やっぱ私、鈍感で良かったって思います。
鈍感なおかげで私は中学時代を脳天気に楽しめたんだなと、
そうやってこれからもポジティブに行こうと思います。

ミシンいいね。

この、こしず(義母)から貰ったレトロなミシン。

やっぱ使いやすいね。


20111018110937485_20160607103430b7f.jpg

写真は貰ったときのブログの記事から引っ張ってきました。
いつだったのかな~ってしらべたら、5年前の話だったよ。
もうそんなに経つんだね。

古いミシンはやっぱ長持ちするね、
きっと、これ、一生使える。。

ちな、

こしずからミシン貰ったときの記事
はココをクリック。



さて、

土曜日の午後から丸一日、
このミシンで縫い物したので載っけます。



KIMG0955[1]_convert_20160607101106
わんこ用ぞうきんと普通のぞうきん。


KIMG0954[1]_convert_20160607101035
ちょっと小さめの座布団カバー。


KIMG0960[1]_convert_20160607143053
K子のエプロンにワッペン付けた。

KIMG0957[1]_convert_20160607143018
これも、、、
実習で使ったエプロンなんだけど、
名前を張り付けていて、
でも今の幼稚園で自分の名前をエプロンに貼ってる先生が
1人もいないからと、使うのをためらってたのよ。
なので、まあ、ちょっとはみ出てるけど、
これでなんとか・・・・


あと、パジャマのズボンにゴム入れ直したり、(写真無し)



ミシンを出すと、ここぞとばかりに貯まっていた縫い物
一気にやっちゃいます。



そして、メーンイベントがこれ、
↓ ↓ ↓

KIMG0964[1]_convert_20160607101315
かわいいでしょ~~~!!!
マトリョーシカだよ~~~!!!

K子が幼稚園で使うエプロン、
たくさん必要だとか言うから
春休みに作ってやろう、って思ってた、
ユザワヤ行ったらこのかわいい生地見つけちゃって、
もうね、こんなのは100%私の趣味、
K子の好みとか、そんなの除外、
私がテンション上がる物を作るんです!!

とかいって、いつ作るんじゃ!
今か!!!

と言うことで、


1465053279355[1]_convert_20160607100725
こんな感じ~~~。
(私が使いたいわ~)
(てか、まず私が試着、、フフフ)

でも、K子も気に入ってくれて、
早速、週明け、持って行きました。

(せっかくワッペン付けたのに、
 そっちのエプロンは持って行かない・・・って・・・・・寂・・・)


いや~~しかし、楽しい~~~、


まだ、このマトリョーシカの生地余ってるから
なんか作っちゃぉ~~!!!



しかし、今回、びっくりしたのは
メガネが無いと、針に糸が通せなかった事。
衰えてます。。。。。。
プロフィール

きゃろたんと

Author:きゃろたんと
1970年生まれ(女)
感じた事を書きます。
毒舌けっこうあります。
お気を悪くなさったら
 ごめんなさい。

★主な登場人物
【R子/結婚4年目・娘一人】
【K子/幼稚園教諭5年目】
【N子/社会人1年目】
【パパ/同い年.自営社長】
【桜子/トイプードル・享年12才】
【あきら/トイプードル・15才】
【こしず/義母.事務先輩】
【やすお/義父.自営会長】
【R夫くん/R子の旦那さん】
【K彼くん/K子の彼氏)
★好きなこと
【コブクロ】
【レイクタウン】
【読書】
【映画】
【観劇】
【着物】

仕事の合間に書くので、
土日の更新はあまりないです。

ようこそ!
最新記事
最新コメント
カレンダー
05 | 2016/06 | 07
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
カテゴリ
おすすめリンク
今読みたい本はありますか?
検索フォーム
QRコード
QR