
『1Q84~BOOKⅠ』 村上春樹

![]() | 1Q84 BOOK1 <4月~6月>文庫 前後編 2巻セット (2012/04/04) 村上 春樹 商品詳細を見る |
BOOKⅢまである中の、Ⅰをやっと読み終えた。
ネタバレになっちゃうからね~~。
天吾という青年と、青豆という女性の物語だ。
二人の現代の出来事が、全く別々に描かれている。
天吾は、ある少女作家の小説を売り出すために、
反則ではあるが、作品に手を加えて発表してしまった。
友人の小松の差し金で、初めはきが乗らなかった天吾だが、
その、ふかえりという名の少女が書いた小説に心ひかれる物があった。
まるで素人の作文であるその作品を自分の手で完璧な物に仕上げたくなった。
また、ふかえりに対してもひかれる自分がいた。
それは恋のようなものではない。
きっと、目に見えない何かが、
天吾と小松をひきつけていたのだろう。
それは今後明らかになるだろう、ふかえりの過去に関わる、
とてつもないこと、
そのことに二人は巻き込まれていくんではなかろうか。。
ふかえりはどうも、なにかのカルト集団にいて、そこから逃げ出してきたという。
その内部に関わることを小説にしてしまったのだろう。
小説が売れれば売れるほど、ふかえりは危険にさらされることになる。
青豆は、殺し屋だ。
殺すに値する、人間のくずを殺すように依頼され、
証拠も残さずに、依頼されたとおりに仕事をこなす。
本業のマッサージ師の仕事で訪れた女主人。
その女はある問題を抱えた女性たちを引き取って、
かくまって、敷地内で生活させている。
女性達はみな、被害者なのだ。
その中には少女もいる。
そんな女性達を陥れた悪い男たちを殺していくのだ。
被害者の少女、この少女はある団体から脱出してきたらしい。
これが、天吾の話に出てくるカルト団体と関係が深いようなのだ。
今のところ、天吾と青豆は全く別の物語にいるが、
二人はいずれ関わることになるだろう。
続く・・・・・・。
この話、面白いかも。
ノルウエーの森のような感じかと思ってたけど、
違うね。
けっこう序盤の段階で、
面白くて、先が気になって
早く読み進めたくなったよ。
とかいっても、なかなか進まないんだけど。
主人公の二人はどうなっちゃうの~??
ふかえりや、少女はどうなるの~?
はい、読みます、読みますよ。


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