
『コールド・ファイア』 ディーン・R・クーンツ

![]() | コールド・ファイア〈上〉 (文春文庫) (1996/08) ディーン・R. クーンツ 商品詳細を見る |
『コールド・ファイア』上・下 ディーン・R・クーンツ
上・・
ジムは何かに操られるように、ある事件現場や事故現場に現れ、
犠牲になりそうな人を助けていく。
まるで、事件や事故を、予言しているかのようだ。
ジムは自分でも何故分かるのか、何故助けるのか、
分からないでいた。
ある時、たまたまその場面に居合わせた女性記者ホリー。
一部始終を目撃していたホリーは、ジムが、たまたまその事故現場に
居合わせた物とは思えなかった。
その場所で、その時間に、事故が起こることを知っていなければ
あんな行動はありえないと。
ジムといくつか言葉をかわしたホリーは、
その後もジムのことが気になって仕方がなかった。
報道や新聞などで、ここ1年で起こった事件などを調べたら、
ジムという男性に助けられたという記事がたくさん出てきたのだ。
ジムは決して本名を名乗らず、すぐにその場から立ち去っている。
なんとか、ホリーはジムの正体を突き止め、尾行したのだが、
尾行で一緒に乗った飛行機で事故が起き、
ジムがある特定の親子だけを守るためにこの飛行機に乗ったということを知った。
なんとか助かったホリー、
ジムのことを特別な目で見ていることに気付く。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
下・・・
ホリーは、ジムの家を訪ね、話がしたいとねばった。
なかなか応じてくれないジムだったが、
ホリーの熱意に負けたのか、それとも違う感情が芽生えたのか、
家の中に入れてくれた。
そこでいろいろと話を聞き出したホリーは、ジムの不思議な力を知り、
ジムもホリーを信用するようになる。
ジムは苦しんでいたのだ。
なぜ、自分がこんな能力を持つようになったのか、
自分が封印してしまっている、恐ろしい何かがあるのではと。
二人はこの不思議なことに向き合うために、
ジムの人生を振り返る旅に出る。
ジムの幼少の時の出来事を知ることによって、
何かが分かるはずだと。
そして、ジムの心の闇を知って、二人がどのようにこれを乗り越えるか。
ジムの能力はどうなってしまうのか・・。
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なんか、あらすじ長!!!!
調子に乗って書いてしまた・・・・・・。
かんじんかなめなことは書いてないから大丈夫よ~~。
しかし、
世の中に本当にこんな予知能力を持ってる人がいたら、
すごいよね~。
宝くじも当たっちゃうんだぜ~。
一生に一度でいいから、(宝くじのことだけでいい)
私にも予知能力使わせてほしいわ~~。
いや、
いかん、
ジムというこの男は、
自分の力を自分のためには使わないのだ。
人を助ける為に使う。
それに備えるために、体も鍛えておく。
神だよね~~~。
私には出来ない・・・。
(きっと、宝くじと競馬とパチンコと、何か商売と・・・・)
ハハハ・・・・
愚かだよね、わたし。
バチが当たるって。
この物語は、不思議な能力を持って生まれた人が、
どれだけ辛く悲しい思いをして生きているのか、
それがなんとなく分かる話だった。
何となくね。
だって、こんな能力、あったらいいなって思うからね~。


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