
『名探偵の掟』 東野圭吾

![]() | 名探偵の掟 (講談社文庫) (1999/07/15) 東野 圭吾 商品詳細を見る |
これはドラマでもやってたみたいですが、
見てないな~~~。。
深夜ドラマだったんだね。
ありきたりな推理小説を
あるあるな感じで一通り紹介している。
・密室殺人
・時刻表トリック
・外部と孤立する現場
・ダイニングメッセージ
・湯けむり温泉殺人
・バラバラ殺人
・変装トリック
・連続殺人にみせかける
・刑事が証拠隠滅
・凶器が氷
コナン君と、毛利さんみたいな二人が
コンビで解決するんだけど、
犯人は目星がついてるのにもかかわらず、
話を面白くするために、わざわざ回り道をしてから
犯人に行き着く様にしてる。
ドラマでも見たかったな。
そして、最後のほうは、
推理小説の常識を破ることになる。
常識とは・・
コナン君が死ぬわけ無いし、
毛利さんが犯人な訳がない、
という、常識。
推理小説として読んでたらひどくつまらない話だったが、
いつも推理小説に登場させられて、
何度も事件に遭遇させられ、
決まってピエロ役にはめられ、
ピエロ役の刑事はあくまでピエロを演じてるのだから、
犯人に気付いても、主役の探偵が犯人を見つけ出すまで、
黙って見当違いな捜査をしてるふりをしなくてはいけないとか、
そんな二人の本当の気持ちが分かると
面白くなる話だった。
二時間ドラマ風、ってのもあった。
それは男女ペアが常識だから、探偵が女になってみたりして、
そんなのもありなんか~?
って、
へんな小説だったよ。


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